東北の雪国に住むRISUです。
雪の降る地域では、ホワイトアウト現象はよくあることなんですが、よく起こる現象でなれていてもそれでも大きな事故につながってしましいます。
ホワイトアウトとは、呼び名からは想像できないのですが、実はとても不安と恐怖を感じさせられる現象になんです。
ホワイトアウトとは、雪や霧などで視界が真っ白になり、目の前が先も見えない状態で視界がさえぎられることをいいます。
ホワイトアウトは、歩いている時、車を運転している時に、突然に起こります。
あっという間に視界が遮られ、自分が今どこにいるのか方向感感がなくなってしまうんです。
私自身、雪国に住んでいるのでこのホワイトアウト現象は何度か経験していますが、一瞬でも視界が左右前後分からない時は毎回恐怖を感じています。
恐怖を感じるほど、ホワイトアウト中に身動きするのは大変危険なんです!!
ここでは、ホワイトアウトの意味?ホワイトアウトどうする対処方法は?についてお伝えします。
ホワイトアウトの意味
ホワイトアウトは、冬の雪山や、雪の多く積もる地域で地吹雪などで雪が風で地面から吹き上げて、地面に降り積もっている雪が更に強風で舞い上げられて視界が悪くなる現象や、雪が積もっていない場合でも霧で視界が悪くなった時のことをいいます。
更によく晴れた天気のいい日にも、ドライブをしていて、急にトンネルに入り真っ暗いところから明るい場所出る時に目が対応できずに、その瞬間眩しくて周囲が見えなくなることなどもホワイトアウトいわれています。
トンネルの出入り口付近に照明が多いのは、目が明るいところから暗いところに入るとおこる視界が見えずらくなる現象と、暗いところから明るいところに出るとおこる視界が見えずらくなる現象を少しでも抑えるためです。
明暗の差がある場所に入る時には、ホワイトアウトと同じような現象になるので気を付けましょう。
ホワイトアウトで事故が起こりやすいのは走行中に、空から降ってくる雪と地面に積もった雪の両方が、混ざり合って空気中に舞い上がり視界が悪くなり、距離感や方向が分からなくなってしまうからなんです。
私もよく運転中にホワイトアウトに遭遇しています。
車のフロントガラスに吹き付く雪と左右に舞う雪とで全視界が見えなくなり、先に進むのが怖くなってしまいます。
ひどい時には、一瞬白い壁に閉ざされたような感覚に陥り、周りの音も聞こえなくなります。
真っ暗な暗闇を歩くのと同じ状態で、前に車がいるのかどうか、どこを走っているのか、どこにいるのかさえ分からない感覚になるんです。
ホワイトアウトがおさまった後に見かける光景には、分離帯に乗り上げた車や、路肩に落ちている車、田んぼに落ちている車など・・・・。
田舎では、回りに高い建物がない道路や農道を走っていて、ホワイトアウトにあうと田んぼにおちてしまうなんてことがよくあるんですね。
それに続いて、前の車のあとをかろうじてついていった後続車も一緒に田んぼに落ちてしまうなんて例もあります。
見えないので感覚ですすまないといけないので、判断をあやまると、危険なんです。
更に車の運転も危険ですが、外を歩くことも危険です。
歩いていても同様にホワイトアウトの時は周りが見えなくなります。
雪で音もかき消されるので、自分がどこを歩いているのか分からなくなるほかに、歩道のはじにいても、先が見えなくなった走行車が突っ込んでくるのかも分かりません。
そこで、歩行者が事故にあった例もあるのでそんな時は歩道にいても危険が及びます。
ホワイトアウトどうする対処法
出掛ける時は降っていなかったのに、仕事後車を見たら雪まみれ😣風も強く、吹き溜まりでホワイトアウト状態😵ライト付けても前の車が見え辛く怖かった😱無事に戻り、やっとお昼を食べ一息ついたら、東北道で多重事故、しかもホワイトアウトが原因との事😰気を付けて下さい🙏因みに札樽道は通行止めです pic.twitter.com/SgVYtIub4Z
— kapuahaulani (@kapuahaulani) January 19, 2021
動くと危険なホワイトアウト、ではどうしたらよいのでしょうか。
歩行中に吹雪で回りが見えない時は、他の人も回りが見えない状態なので、自分が十分気をつけていても事故に巻き込まれてしまう可能性があります。
歩いている時にホワイトアウトに遭遇した場合は、建物の中に避難することが一番です。
そのままホワイトアウトがおさまるのを待ちましょう。
車で走行中の場合、ホワイトアウトに遭遇したら、あせらずに慎重に先にハザードランプをつけてゆっくり速度を落とします。
前後に車がいるかもしれないので、いきなり停車するのは危険です。
ゆっくりゆっくり速度を落としていき、慎重にのろのろ進めていくか、駐車できるようならハザードランプをつけたまま車を停めましょう。
後続車がいるか不安であればクラクションを鳴らして車がいることを知らせて、ホワイトアウトがおさまるのを待ちましょう。
その時、車から降りるのは危険なので絶対やめましょう。
車で動ける状態になるまで待機することになりますが、少しの間視界が晴れる場合と長く続く場合がありますが、停まってホワイトアウトがなくなるのを待つことが一番です。
車での待機中は、エンジンをかけた状態で停車をしていると、雪が降り積もって車のマフラーをふさいでしまう場合があり、車内が一酸化炭素中毒になってしまう危険性があります。
できる限りエンジン切っておくか、窓を数センチ以上必ず開けておいてください。
ラジオやテレビなどをつけて交通情報を確認しながら待ちましょう。
対処方法一番は未然に防ぐこと。
本来、天気予報などで出かけ先や、その道中が猛吹雪と予報された場合は、予定をたてていても出かけること自体を控えるようにしないといけません。
本当に、出かける時は少し降っているなくらいでもホワイトアウトは場所によってどこでも起きる可能性があります。
道中の道路や高速道路、峠の山道、もちろん街中でも家と家の間の道路でさえホワイトアウトはおこりえることなんです。
もし、ホワイトアウトに遭遇して事故に巻き込まれたら元も子もありませんからね。
数年前にも、猛吹雪の中、車から家に帰る道中、家までたどり着けずに凍死してしまったなんて悲しい事故もあったので、猛吹雪の予報が出たらすぐそこだからなんて安易にでかけることは絶対さけてください。
ホワイトアウトの意味!ホワイトアウトどうする対処方法のまとめ
ここでは、ホワイトアウトの意味!ホワイトアウトどうする対処方法についてお伝えしました。
雪国に住んでいる限り何度か遭遇するホワイトアウトですが、本当に危険です。
街なかでもホワイトアウトで周りが見えなくても運転を続けて、進んだ結果、分離帯に乗り上げたり、側溝に落ちたりしている車はよく見かけます。
反対車線の車が真ん中を走ってきてぶつかりそうになったり、危険がいっぱいです。
暴風雪注意報がでたら、家から出ない、予定はキャンセル又は延期をする!ことを徹底しましょう。
仕事の約束でも相手側も同じ状況であるので理解してくれるでしょう。
雪山などの登山でもホワイトアウトに合うと遭難する危険がいっぱいです。
その場を動かずに嵐がすぎるのを待てるのがいちばんです。
ここでお伝えした、ホワイトアウトの意味!ホワイトアウトどうする対処方法についてはしっかりと理解しておいてご自身が遭遇した時あわてないように是非参考にしてくださればと思います。
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