秋田県のりんご!オリジナルブランド秋田紅あかりは美味しいのか?
果物好きの県、ナンバー1の秋田県。
秋田県は、春夏秋冬がはっきりしていて、夏は短く、冬が長い、東北の日本海側に面した雪深いところです。
秋田の冬は、日本海からの風をうけ雪が下から上に舞い上がる様な吹雪だったり、車の窓やドアが凍ってあかないなど、冬が厳しい地域です。
厳しい寒さと雪解けの春、日中は暖かくても、夜にはぐんと冷えて昼夜の寒暖差が激しいのが特徴です。
そんな寒暖差の中で育った、秋田県のりんごがとてもジューシーで美味しいと評判です。
秋田県は寒暖差の中でも、新しい特性をもたせた品種の研究を続けて、15年かけて育成した秋田県のオリジナルブランドの「秋田紅あかり」を誕生させました。
この「秋田紅あかり」は、秋田県が主で新品種として2005年に新品種登録をして、販売独占期間(20年から30年)が設けられているので、生産地が秋田県に限られていることから、まだまだ全国ではお目にかかれないめずらしい品種です。
秋田県では毎年の出来を見ながら、品質、色味にこだわり、毎年評価をしながら間違いない味に、毎年、県内、県外へ向けてPRを続けています。
今も、人気の高さから、毎年、栽培面積を拡大しており、これからも生産量をどんどん増やしていく予定と発表されてます。
ここでは、秋田県のりんご、オリジナルブランドの「秋田紅あかり」について特徴などお伝えしたいと思います。
Contents
秋田県のりんご!オリジナルブランド秋田紅あかりの特徴
秋田県のりんご!オリジナルブランド”紅あかり”の特徴は、見た目・果実は大きめで、皮が明るめの鮮やかな赤色で、皮の表面全体ににてんてんとした星ぼし模様があります。
色合いとい、模様といい、最もりんごらしいりんごといったらいいのでしょうか。
食味は、食べると、おだやかな酸味と優しいなんともいえない甘味が広がって、果汁とのほどよい歯ごたえで、食べやすい触感があるのが特徴です。
一口食したら、ついついまた一口と口の中で感じられる何とも言えない酸味と甘みがくせになります。
りんごをあまり食べない方にも一度食べてほしい”秋田紅あかり”です。
きっとりんごが好きになってくれること間違いないです。
りんご好きには酸味が強いのが好みの方や、歯ごたえが強い触感が好みの方もいますが、この”秋田紅あかり”は触感と味が優しくて子供や、年配の方でもそのまま楽しめます。
誰が食べても美味しいりんごです。
秋田県を代表するりんごとして間違いなく紹介できます。
オリジナルブランド秋田紅あかりの価格は?
果樹園の店頭で1個1個販売されている、秋田紅あかりの1個の単価はLLサイズで300円でした。
少々お高いですが、旬な美味しい秋田紅あかりを食すには奮発しても後悔なしです。
果樹園では収穫されたばかりのおすすめの秋田紅あかりが、1個300円。
赤みがあるけど小ぶりなものが袋詰めで5個1000円。
おおぶりで色味が薄いピンクっぽい色のものが袋詰めで5個1000円。
袋売りの場合は、サイズが小さかったり、傷がついてしまったり訳ありのものが多いのですが、お店の人に聞いたところ、土壌によって同じりんごでも成長や色味や味が変わってくるとのことでした。
ここの果樹園では、斜面にたくさんのりんごの樹があるのですが、上の方の樹になったりんごより、下の方の樹になったりんごの方が今年は色も味もよいできだったと話してました。
熟成時の違いを果樹園の人がきちんと見て食べて、お値段がつけられるんですね。
同じ品種が記載されていても、大きさや、色味、土壌でも値段が違うので、値段が安い場合では、安いから買うではなくて、何が違って安いのかを見極めて本来の秋田紅あかりを堪能するようにしましょう。
私は、1個300円の秋田紅あかりと、色気が薄い5つ入って1000円の秋田紅あかりの2種類を購入してみて2種類の味を食べ比べしてみました。
やっぱり、おすすめは単価の高いほうが格段に美味しかったです。
じつは5個入りの秋田紅あかりでも十分に美味しいので、比べないと差が分からないかもしれないのですが、同時に食べ比べることで、甘さや酸味の違いを格段に感じることができます。
果樹園で1個1個を梱包して、少しお高く値付けされる秋田紅あかりは、ほかのりんごと違う理由が分かりました(>_<)
スーパーの店頭に並ぶ場合は、少し高い価格で出されていますが、良いものはなかなか出回らないので1個300円を基準に検討してみるのがいいでしょう。
近くのスーパーでは、色合いがうすい秋田紅あかりが3個で498円くらいで販売していました。
そして、果樹園での地方発送の箱詰めの単価は、M~Lサイズ9個~10個入って3000円コース、LLサイズ12個前後で5000円コースと送料別で用意されてます。
この場合の単価は個数ではなくキロ数になります。
※果樹園によってキロ数や個数、発送方法は違うのでこちらは購入する際の目安にしてください。
そして、果樹園のおいしいLLサイズの秋田紅あかりは、ほとんどご贈答用におくられるものになるそうです。
最も美味しい秋田紅あかりを食べたい方はご贈答用がいいかもしれません。
オリジナルブランド秋田紅あかりの収穫時期は?
りんごは気温が暖かくなるころから、地域によって早いものは8月末頃から冬にかけていろんな品種が順番に収穫されていきます。
りんごは品種によって収穫する時期が異なります。
秋田県のオリジナルブランド秋田紅あかりの収穫時期は、秋も終わりころ、落ち葉が落ちるあたりの11月上旬から11月末頃になります。
そのうちの1日から2日、3日で収穫が完了します。
1年待って、収穫するのは1日か2日で完了って果物の旬な時期は本当一瞬なんですね。
そこから仕訳されて、市場や地方へ発送されていきます。
旬な秋田のオリジナルブランド秋田紅あかりを美味しく手に入れたい場合は、秋の紅葉の落ち葉がおちる頃が狙い目です。
その年の気温によって多少ずれがありますが、十分に熟していないまま収穫してしまうと味がのっていなかったり、品質をおとしてしまうため、収穫時期はプロの目での見極めが大切なんですね。
秋田で収穫できるりんごの種類
秋田の果樹園では秋田紅あかりの他にもたくさんの種類のりんごが収穫できます。
私が訪問している果樹園で9月から11月まで購入したりんごをもとに、りんごの種類と味見を少しお知らせします。
- シナノスイート ピンク色に近い赤。果汁あって程よい甘味で酸味が少な目
- シナノゴールド 黄色。酸味があって味が濃い爽やかな味。
- 世界一 大きさがでかい世界一。ジューシーでさくさくとした触感。
- 4-23 小ぶりで色が濃い赤。甘くて触感もよく味がいい。
- 星の金貨 黄色が特徴。皮は薄いので丸かじりでもOK.青りんごの爽やかさがある。
- 虹の夢 毒リンゴのような黒光していてきれいな見た目が印象的。酸味がすごく強い。
- あいかの香り 形よくマイルドな甘さ。
- 群馬名月 黄色。黄色のりんごも甘い。酸味もあるけど甘味が強い旨味がある。
- 秋田ゴールド 黄色。果肉がやや硬め。ミツがある。
- 陽光 固めで触感がよい。甘酸っぱさを楽しめる。
- サンフジ 歴史が長い。ミツがはいっている。酸味と甘みが丁度よいバランス。
- 秋田紅あかり 秋田県のオリジナルブランド。酸味をおさえたほどよい酸味と優しい甘味。
秋田の果樹園でもこんなにたくさんの種類が収穫されてます。
ここでも購入できなかった品種もあるのでりんごの種類ってすごくたくさんあるんですね。
この中でも印象的だったのが、4-23と紅の虹です。
4-23は名前と見た目で判断すると、これおいしいの?という印象があった中、食べてみたら、甘味があってなんて美味しいりんごだろうと感動しました。
紅の虹は、見た目が独特で白雪姫にでてくる毒リンゴのように赤黒く艶々輝いていて美味しそうってところから食べてみたら酸味がすごくてすっぱさにびっくりしたのですが、アップルパイなどお菓子にはとても適しているんですね。
りんごの見た目の印象と、食べた時の違いに、それぞれの特徴があるので知っているりんご以外も是非食べ比べしてみると楽しいですよ。
秋田紅あかりは美味しいのか?のまとめ
秋田県のりんご!オリジナルブランド秋田紅あかりは美味しいこと間違いないです。
本来の赤色、丸い形、糖度が高くて優しい甘味と穏やかな酸味が絶妙です。
酸味が苦手でりんごから遠ざかっている方にも是非すすめてほしいりんごです。
今回、私も東京のお世話になっている方へ「秋田紅あかり」を送ったところ、りんごの美味しさに感動し大変喜んでくださって、りんごがこんなに美味しいなんて忘れていたなんて言葉とともに兄弟にも食べてほしいからもう1箱送ってほしいといわれたくらいです。
再度、果樹園に訪問した時には、もう紅あかりは完売していて、サンフジを送ることになったのですが、それでも秋田のりんごが美味しいといって喜んでくれました。
秋田県の一押し、秋田県のオリジナルブランド秋田紅あかりをあかりみかけたら、是非手に取って食味を堪能してみてください。
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