美味しい野菜を育てる栽培テクニック!コンパニオンプランツで得られる4つの効果

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ここ最近、ご近所で家庭菜園で野菜づくりをしているお宅をよく見かけるようになりました。

自分で野菜作りをしていると、ご近所さんの野菜の成長も気になってついつい除いてしまいます。

今は、たくさんの種類の野菜の種がスーパーやホームセンター、100均一でも販売しているので簡単に野菜の種を手にすることができますよね。

同じ野菜でも種類がたくさんあって選ぶのも何を選んでいいか迷ってしまいます。

プランターや鉢、野菜作り用の土などが簡単に安く手に入って、分からないこともネットで検索できちゃうので、野菜づくりにチャレンジする機会がふえてきたのだと感じます。

私自身、数年前まで野菜は買うか貰う方でした。

自分で野菜を育てるなんて考えてもいませんでしたから。

野菜づくりでは、野菜を育てるということからいろいろな学びがあって、たくさんの出会いのきっかけにもなり、仕事の合間の息抜きにもなりとてっもいい趣味になっています。

今はご近所の農家さんを手伝ったり、ご近所さんの長年の知恵やアドバイスをいただきながら、自宅でのプランター栽培、借りた畑で野菜づくりにチャレンジしています。

自分で野菜づくりをすることは、安心な無農薬で栽培できることが一番です。

ですが、無農薬だと野菜が虫の被害にあってしまうことがほとんどです。

虫が食べない農薬だらけの野菜より、虫が食べて穴だらけの野菜が安心とも聞きますが、葉ものが、食べる部分がなくなるほど穴だらけになってしまうこともしばしばありますよね。

種から育てて成長を見守ってきたのに、それではがっかりですね。

自宅で育てる野菜では農薬など薬をまかずに栽培するのが理想です。

そこで、コンパニオンプランツを活用することで、虫の被害や病気になる被害を最小限におさえることができます。

そして、コンパニオンプランツでは、虫対策や病気対策の予防以外にも、よりよい乗効果が得られる場合があります。

ここでは、美味しい野菜を育てる栽培テクニック!コンパニオンプランツで得られる4つの効果についてお知らせします。

美味しい野菜を育てる栽培テクニックとは?

 

美味しい野菜を育てる栽培テクニックでは、コンパニオンプランツを利用することをおすすめします。

コンパニオンプランツは、農薬や化学肥料に頼らないで、美味しい野菜を育てるのに欠かせないための栽培テクニックです。

コンパニオンプランツを理解して、野菜の本来の力を活かすことで、美味しい野菜を育てるのに役立てることができます。

重要なのは、土つくりや害虫対策をしながら、農薬を使わない無農薬栽培をすることを目的にして、コンパニオンプランツを活用するということになります。

そして、効果を得るためには、ただ混植すればいいのではなく、それぞれの野菜にあった方法でその効果を最大限に出すようにすることが必要です。

 

コンパニオンプランツで得られる4つの効果とは?

美味しい野菜を育てる栽培テクニック!コンパニオンプランツで得られる4つの効果

コンパニオンプランツとは、一緒にで育てると相性がよくて共栄する植物同士のことをいいます。

組み合わせる2種類の植物のどちらにとってもメリットがある場合と、どちらか1種類がより多くメリットを得る場合があります。

そして、その効果には大きく分けて4つの効果があって、1つの組み合わせが複数の効果を得られる場合もあります。

ここでは、コンパニオンプランツで得られる4つの効果についてお知らせします。

 

1.野菜の病気予防ができる!

コンパニオンプランツでお互いの野菜につく微生物の力で病気のもととなる菌を退治します。

長ネギ、ニラなどネギの仲間は、根にいる微生物が病害となる病気のもととなる菌を減らしてくれる役割があります。

微生物の力で病気のもととなる菌を退治します。

マリーゴールドの根にも同じく似たように、殺虫効果があります。

その植物のそばに一緒に植えたりすることで病気を予防することができますよ。

他にも、うどんこ病にななりやすい植物などを利用して、わざと菌を増やして、野菜などに被害をあたえるうどんこ病菌をおさえる方法などもあります。

 

2.野菜の害虫防御ができる!

美味しい野菜を育てる栽培テクニック!コンパニオンプランツで得られる4つの効果

コンパニオンプランツで、害虫を香りや色で防御することができます。

野菜や植物は虫に食べられないように、毒となるような物質、防御するための物質を体の中でつくっています。

害虫は食物の香りや色などを手掛かりにして、自分にとって毒となる危険な食物は避けて特定の食物のみを食べています。

そこで、違う種類の野菜を混植すると香りや色が混ざり、害虫は好みの野菜を探し当てることができなくて困惑することで、その周りで育つ他の野菜を守ることができます。

1種の野菜を守るために、まわりにあえてその害虫が好きな植物を植えてみることでも、害虫防御することができます。

それをバンカープランツといい、バンカープランツは害虫防御になるひとつです。

 

あえて天敵を増やすバンカープランツ

コンパニオンプランツで、おとりの植物をつくって野菜にくる害虫を減らすことができるのがバンカープランツです。

害虫は特定の食べ物しか食べないのに対して、天敵は幅広い害虫を食べる傾向があります。

バンカープランツは、栽培する野菜のそばに、別の種類の野菜を育てて、天敵を増やすことで、野菜に来る害虫を減らすことができます。

ただ、その1つの野菜を守るために、害虫に食べさせる野菜も育てるわけですから、バンカープランツも大きく育っているものが必要になります。

 

3.生育促進になる!

美味しい野菜を育てる栽培テクニック!コンパニオンプランツで得られる4つの効果

 

コンパニオンプランツでは、植物同士の混植は野菜の適度なストレスをプラスにします。

種類の違う野菜をお互いそばで育てることによって、収穫する量が増えたり、通常より生育がよくなったりします。

他にも、根が助け合って伸びることで、水を吸い上げる力があがったり、根まわりの空気の通りが良くなったり、微生物の働きで養分の吸収がよくなることも考えられます。

混植することが、野菜の適度なストレスになって、花芽文化が促されたり、病害虫や気候の変化に強くなる場合があります。

※マメ科を植えることで、微生物の働きで土が変化して生育が促進されます。

マメ科の野菜:エダマメやサヤエンドウ、サヤインゲン、ソラマメ、ラッカセイ、ササギ等

 

4.空間の有効活用ができる!

コンパニオンプランツでは、空間を利用することができます。

空間の利用はコンパニオンプランツの最大の利点です!

植物によって、生長の速さや、背の高さ、葉の大きさ等は違います。

その違いを活用して、空間を利用するともう1品の野菜を育てられます。

相性がいいもの同士であれば、近くに詰めて育てることができます。

特に家庭菜園やプランター栽培などの限られた面積しかない場合にも効果的です。

例えば、相性がよいと背の高いところに葉や実がつくトウモロコシと地面をはうカボチャなどが空間利用に最適です。

地面の下に実がなるものと、地面の上に実がなるもとの組み合わせを、相性がよいもの同士で混植するのが効果的です。

※同じ養分を好むものは避けましょう。

まとめ

美味しい野菜を育てる栽培テクニック!コンパニオンプランツで得られる4つの効果

野菜を育てる栽培テクニック!コンパニオンプランツで得られる4つの効果についてお伝えしました。

本来の植物は、自然の中では、限られた環境の中で他より自分が有利になるように競い合いながら生きています。

同じように、畑でも違う種類の植物が一緒になることにより、様々なメリットがうまれます。

いろんな植物がひとかたまりになることで、土が流れ出るのを防いだり、虫や微生物がふえて環境が多様になることで、特定の害虫や病原菌がはこびらなくなります。

植物は、お互いにウィンウィンの関係で共存することができるんですね。

一つの畝で育てる野菜は、同じ養分を欲しがる野菜同士だと栄養が足りなくなって育ちが良くならないけれど、違う養分を好む野菜同士だとお互いで奪い合わずに、与え合ったりすることで一緒に育てられる以上の相乗効果が期待できちゃいます。

コンパニオンプランツでは相性のいい組み合わせで最適な環境をつくってあげることが大切ですね。

野菜を育てる栽培テクニックはコンパニオンプランツで得られる4つの効果「害虫防御」「病気予防」「生育促進」「空間利用」ををうまく組み合わせてることで、安心で美味しい野菜を育てることができます。

早速コンパニオンプランツを活用した野菜栽培をはじめてみましょう。

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